■Rhyncholaeliocattleya[略号：Rlc.] Rainbow ‘G83-７' 

     (C.Misty Girl × Rlc.Goldenzelle) 

　　<RHS品種登録13/08/2014>(Rlc.Goldenzelle × C.Misty Girl)

■リンコレリオカトレア　レインボー ‘G83-７' 

トロピカルフルーツのような香り（桃のような）がする中輪系のカトレア　レインボーです。

オーキッドピンク色と香りが特徴的なことから、女性に人気がある品種です♪

開花日数が進むと、やや濃色になっていく花色の変化が楽しむことができます。

花弁はやや厚みがありますので、開花する時期にもよりますが花持ちは良い傾向があります。

オーキッドカラーと、甘い香りを楽しんで下さい。

この品種は実生株のひとつで、「G83-7」は実生株の整理番号です。

▼開花時期は？

主に夏〜冬咲きのようです。

新芽の成長状態によって、開花時期にズレが生じます。

２０２３年当園では、１０月下旬に開花しています。

▼実生株(みしょうかぶ)とは？

実生株は、交配によって種から育てることで、１００の種を蒔けば１００の違った花や株姿の物を見ることができます。

両親に似ている花もあれば、祖父母に似ている花も見ることができるので、変化を楽しむ事ができるのです。

種から育てるといってもラン科植物は、時間がかるので気長に待つしかありません。

花が咲くまでには、実に６〜８年もかかるのです。

この花も長い成長をへて、立派に花を咲かせるようになったのです。

▼カトレアはどんなラン？育てやすい？

中南米が原産のランで、花言葉「優雅な貴婦人」ともうたわれる人気のランの一つ。

栽培上のコツはいくつかありますが（お届けの際は、育て方を書いた栽培説明書をお付けします）、特に、お日さまが好きなので、春から秋にかけては風通しのよい屋外で、十分に日光にあててあげると（３５％ほど遮光します）よく育ちます。

水やりは、乾きと湿りをはっきりとつけるようにします。

冬は室内のリビングなど暖かい場所に取り込みましょう。

環境が合えば毎年花が咲く可愛らしいランです。

比較的に、寒さにも強いので冬期はご家庭の室内でも育てることができます。♪

▼夏〜冬咲き品種の育て方は？

一般的に洋蘭の中でも、春から新芽が伸びて年内に花を咲かせるタイプの品種は育てやすいです。

大切な花芽持っている時期に冬を迎えることなく（低温や温度変化・環境の変化）咲くからです。

低温期には新芽が小さい状態か、植物が休眠状態になっているので、花への変化の影響が小さいと見られます。

育て始めるなら秋咲きが「オススメ」と言われるのは、こんな理由があるのです♪

夏咲きも育てやすいですが、品種数が少ないのと、暑さのせいで花の寿命が短いのがもったいないです。

開花時期は温度が下がってくる時期になりますので、花をふくよかに咲かせる場合は、加温設備がある方がより大きく咲かせることができます。

もちろん自然開花でも、充分に楽しめることができます。

基本的なカトレアの育て方で花を咲かすことが楽しめますので、香りと色彩を味わってみて下さい♪

▼交配の歴史

秋咲き品種（サーモンピンク）と冬咲き品種（レモンイエロー）との掛け合わせによって生まれた交配種です。

2003.1.17に交配を行い、2005.3.19に小苗として植え付けています。

2014年にCal-OrchidによりRHS品種登録されました。

当園が行った交配は、品種登録されている交配の逆交配となっています。父母が入れ替わった母父で行っています。

C.Misty Girl × Rlc.Goldenzelle　（ミスティーガール×ゴールデンゼル）

●【蕾・花付き】とは

掲載現在、蕾や花が咲いている状態の株のお届けとなります。

（お届け時に、開花している場合もございます。）

●【次年度開花予定】とは

掲載現在、花が咲いていない状態です。

次年度に開花予定の開花サイズ株のお届けとなります。ご注意下さい。

こちらの株は、開花実績のある株のお届けとなります。